港区地域福祉アクションプラン

ホーム > 港区地域福祉アクションプランの取り組み > 平成21年度アクションプラン

港区地域福祉アクションプランの取り組み

くしゃきょん

平成21年度アクションプラン

港区地域福祉アクションプランは、住民が中学校区ごとに集まって、地域の課題・解決策を話し合い、港区全体のプランとして次の5つの項目にまとめました。
  • 1. 住みよいまちづくり
  • 4. 災害に強いまちづくり
  • 2. 情報ネットワークの充実
  • 5. わがまちの人材育成
  • 3. 相談支援の確立
これらの5つの項目をもとに住民自らがさまざまな活動を展開しています。

わがまちチェックウォークデイ〜駅や公園に改善策を提案〜

平成21年1月17日、朝潮橋駅や八幡屋公園近辺を、障害のある人もない人も一緒に車いすで歩きました。車いすの視点で、歩道やスロープの状況、案内表示等をチェックし、さまざまなことに改めて気付きました。そして気付いた点の改善策を話し合い、朝潮橋駅や八幡屋スポーツパークセンターに提案したところ、快くいくつかの点を改善していただきました。次回は11月28日に弁天町駅近辺を歩く予定です。

八幡屋公園入り口

車いす用出入り口が分かりやすいよう、黄色いテープで印がされました。

朝潮橋駅出入り口

エレベーターの案内表示が増えました。

映画「あぶあぶあの奇跡」上映会~障害者理解の促進~

平成21年6月6日、障害者への理解を深め「誰もが住みよいまちづくり」を目指して、
ダウン症や自閉症の人たちの楽団「あぶあぶあ」のドキュメンタリー映画を上映しました。
約500人の来場があり、そのほとんどの人から「感動した」という感想をいただきました。

「交流山登り」の開催~障害者との交流~

平成21年9月26日、障害のある人と地域住民とが一緒に、生駒山へ登りました。障害のある人の人間関係は、家族や施設職員等の狭い範囲で限られていることが多く、障害のない人においても“障害のある人とどう接していいのか分からない”といった声がありました。そんな両者が一緒に山に登ることで、交流や達成感が生まれるように、と企画したところ、一緒に汗を流すことで、お互いを知るよいきっかけとなりました。

「花プロジェクト」と「マッププロジェクト」

花プロジェクト

違法駐輪が邪魔で車いすが通ることができなかった通路は、花プランターを設置して駐輪を抑制し、今はきれいな通路になっています。花の手入れは障害者作業所メンバーや地域の方が担当しています。また、児童養護施設の子どもたちと種から花を育て、公園等に植えています。

マッププロジェクト

災害等が起こったときに、高齢者や子どもたちが落ち着いて行動できるように、「わが家のご近所情報マップ」を作成し配布しています。困ったとき、緊急時に活用できるよう、情報ネットワークとなるように児童用・高齢者用を分けて作成しました。